鋼板加工ニュース

2021.11.08

2023.03.27

ガス溶断加工
プラズマ加工
レーザー加工

切板とは?各切断方法の特長をご紹介!|坂元鋼材(大阪)


切板とは

切板とは、溶断機等を用いて、厚中板の鋼板を切断する加工方法のことを指します。また、切板の種類としては、主にレーザー切断、プラズマ切断、ガス溶断が挙げられます。そこで今回は切板の各種類の特徴についてご紹介します。

レーザー切断

レーザー切断とは、レーザーの熱を用いて切断する方法であり、鋼板の切断において幅広く使用されています。レーザー切断は、ガス溶断・プラズマ切断と比較しても、切断精度が非常に高く、微細な切断が可能です。そのため、切断面も非常に美しく、高品質の製品を製作することが可能です。

レーザー・プラズマ・ガス溶断センターを運営する坂元鋼材株式会社では、0.5ミリ厚~25ミリ厚の鋼板(最大対応サイズ:2100×6096)をレーザー切断で対応しています。さらに、レーザー切断との相性が非常に良く、表面が圧倒的に美しく滑らかな中部鋼鈑の材料をメイン素材として使用しています。そのため、お客様にとって次工程が扱いやすく、使い勝手が良い状態の素材をお届けすることができます。

▼弊社のレーザー加工場を動画でご覧いただけます!▼

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プラズマ切断

プラズマ切断とは、非常に高温なプラズマアークを材料に照射することにより切断する加工方法のことです。後述するガス溶断と比較すると、プラズマ切断は切断速度が速いため入熱が少なく、歪みが少ないです。そのため、切断面は非常に滑らかで美しく、高品質の製品を製作することが可能です。

弊社では、14ミリ厚~36ミリ厚(最大対応サイズ:2450×6096)の鋼板をプラズマ切断で対応しています。このレンジのうち14~25ミリ厚まではレーザー切断でも切断することが可能です。しかしプラズマ切断はレーザー切断よりも切断コストが安価であるため、低価格でのご提供が可能です。さらに、この板厚レンジではプラズマ切断の方がより高速で切断することができるため、納期短縮も併せて実現することができます。

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ガス溶断

ガス溶断とは、金属と酸素ガスの反応熱を利用して素材を溶断する加工方法のことです。レーザー切断・プラズマ切断と比較すると、ガス溶断は板厚が厚いものほど得意で、極厚鋼板でも高精度に加工することが可能です。弊社では、22ミリ厚~150ミリ厚(最大対応サイズ:2450×6096)の鋼板をガス溶断で対応しています。

また、ガス溶断はレーザー切断とプラズマ切断に比べて、加工者に高い技術が求められます。レーザー切断やプラズマ切断は機械により多くの作業工程を自動化していますが、ガス溶断は人手にて行う作業工程が非常に多いです。そのため、ガス溶断は職人によって歪み・反り・キャンバー等が左右されやすいという特徴があります。弊社では、ガス溶断を担当する社員全員が高水準の技術を身に着けているため、どの社員が対応しても歪み・反り・キャンバー等が少ない最上級の素材をお届けすることが可能です。

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大阪での鋼板における切板のことなら弊社にお任せください!

いかがでしたでしょうか。
今回は切板の各種類の特徴をご紹介しました。

レーザー・プラズマ・ガス溶断加工センターを運営する坂元鋼材株式会社は関西鋼材業のメッカである大阪・九条の地に位置し、レーザー切断・プラズマ切断・ガス溶断により、0.5mmから150mm厚までのあらゆる鋼板を加工しています。

また、弊社では鋼板の切断だけでなく、切断後の曲げ加工や6面加工といった二次加工も大阪の協力会社と連携して一貫対応が可能な体制を整えています。

是非、下記から弊社の知見・ノウハウが集約された加工事例をご覧ください。

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