鋼板加工ニュース
2021.05.11
2021.08.10
次に使う人が、使いやすいように
弊社は2021年4月から第70期を迎えます。
関西鋼材業のメッカである大阪・九条の地で長年にわたり鋼材加工一筋に歩んでまいりました。
激変する社会・経済の中で大切にしてきたのが「品質重視」「お客様第一」の姿勢でした。
そして「本物の仕事」をめざしてきました。
正社員のみ10人から15人という小規模な体制を貫き、
とことん納得のいく少数精鋭のチームづくりに励んできたのも、そのためです。
モノづくりの前に、人づくりがありました。
弊社の鋼材加工品は最終製品ではありません。
ほとんどの場合2次、3次、それ以上の加工を施され、ようやく最終製品として陽の目を見ます。
だからこそ絶対に間違いがあってはなりません。
材料こそがモノづくりの土台。次に加工する人が必ずいらっしゃる。
「次に使う人が、使いやすいように」――。
高品質な鋼材を、正確に、精密に、そしてスピーディに切断すること。
使う鋼材を国産の1級品のみに絞っていること。
レーザー加工機やプラズマ加工機が業界最高クラスのマシンであること。
しかし、それだけで製品の結果も1級、とはなりません。
そこにはマシンを扱うスタッフの育成が不可欠です。
ガス溶断における熟練の職人技、レーザーやプラズマの精密な切れ味の追求、そして超短納期を実現するスタッフ同士の連携。
たとえばガス溶断では精密さの大敵である「熱歪み」「反り」をいかに少なくするかに心を砕いています。
レーザーでもプラズマでも、加工機の健康状態を保つため日々のメンテナンスにも余念がありません。
工場だけではありません。
加工のスタート地点である受注段階やCAD図面作成では、お客様のご要望を実現するため、きめ細かな聞き取りにも心を尽くします。
鉄を通じて社会を支えること。
鋼板加工業を通じて、日本のモノづくりに素材面から貢献します。
ぜひ私どもの仕事に触れてみてください。