鋼板加工ニュース

2023.08.25

2023.08.31

ガス溶断加工
プラズマ加工
レーザー加工
厚板加工
曲げ加工
鋼材切断
開先加工

鋼材の切断|坂元鋼材(大阪)


1:鋼材とは

鋼材とは、鉄鋼を板、棒、管などの形に加工した素材です。
建築物や機械の材料として使用されます。

2:鋼材の種類

鋼材は形状によって様々な種類があります。代表的なものは、以下の通りです。

鋼板

鋼板は、鉄鋼を板状に加工した鋼材です。鋼板の板厚は様々あります。

鋼管(パイプ)

鋼管は、鉄鋼を筒状に加工した鋼材です。
建設、土木、機械の施工の際に、ガスや空気、蒸気、水などの輸送用として利用されることが多い資材です。

棒鋼

棒鋼は、鉄鋼を棒状に加工した鋼材です。
断面の形が様々あり、種類も多くありますが、ほとんどの棒鋼は建築資材として用いられます。

平鋼

平鋼は、鉄鋼を長方形の板状に加工した鋼材です。
すべての面に熱で圧延加工を施すため、反りや曲りの心配がなく、
自動車や産業機械、橋梁など、幅広く使用される資材です。

形鋼

形鋼は、明確な規格はないものの、H形鋼やI形鋼、溝形鋼など、
ある程度決まった形に加工された鋼材です。

3:鋼材の切断方法

鋼材の切断方法には、代表的なものとして以下のものが挙げられます。

レーザー切断

レーザー切断は、レーザーの熱を用いて切断する方法です。
鋼材の切断や穴あけ・異形形状の抜き加工等の微細加工はもちろん、
鋼・アルミニウム・ステンレス・非金属材料等の様々な材質に
対応できることから幅広い用途で使用されています。

⑵ガス切断(ガス溶断)

ガス切断は、ガスの燃焼熱を利用して鋼材を溶かして切断する方法です。
100年以上の歴史がある伝統的な溶断方法です。

⑶プラズマ切断

プラズマ切断は、非常に高温なプラズマアークを材料に照射することにより切断する加工方法です。
ガス溶断等では切断することが難しいステンレス鋼やアルミニウム合金等の高速切断にも用いられています。

⑷ウォータージェット

ウォータージェットは、高圧で噴射された水の力で鋼板を切断する方法です。
熱が発生しない切断方法であるため、熱の影響を受けやすいチタンの切断などに優位性があります。

⑸機械切断

機械切断は、工作機械から外力を与えることで鋼材を切断する方法です。
はさみと同様の原理で切断する方法や鋼材を削ることで切断する方法など、様々な切断方法があります。

4:坂元鋼材の鋼材加工の特徴

坂元鋼材では主に、鋼板の切断を行っています。坂元鋼材のレーザー切断、
ガス切断、プラズマ切断 それぞれの特徴を紹介します。

レーザー切断

①鋼材の高速切断

レーザー切断を用いることで高速な鋼材切断を実現しています。

②高精度な切断

当社の切断精度は概ね±0.2mm~±0.3mmです。(板厚・寸法・形状により変動します。)

ガス溶断

①厚板にも対応可能

28㎜以上の厚板はすべてガス溶断により高速かつ高精度に切断します。

②長年の切断で培った技術力とノウハウ

ガス溶断は、人手で行う作業工程が非常に多く、高い技術が求められます。
数多くのガス切断を手掛けた職人が技術とノウハウを継承しており、高い技術力を誇ります。

プラズマ切断

①滑らかできれいな切断面

当社で実施するプラズマ切断の切断面は非常に滑らかで美しいため、
高品質の製品を製作することが可能です。

②高いコストパフォーマンス

14㎜~36㎜の板厚の場合に最適です。
特に25㎜までの板厚帯はプラズマ切断ではなくレーザー切断も可能ですが、
プラズマ切断はレーザー切断よりもコストが安価です。

5:製品事例

レーザー切断の事例

レーザー 9t+折り曲げ加工

こちらの製品はレーザー切断後、曲げ加工により製作しました。
他社様で対応が難しい3m近い大きな製品でしたが、
大型のプレス機を保有している弊社の協力会社と連携し、切断から加工まで一貫対応した事例となります。

>>事例の詳細はこちら

ガス切断の事例

ガス溶断40ミリ厚 + ガス両面開先

こちらは、40ミリ厚の製品をガス溶断により切断した後に、
両面にガス開先を施しています。
社内でのガス開先の為、短納期且つ低コストで加工を行っています。

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プラズマ切断の事例

22ミリ厚 大型品の切断加工

こちらは、大型機械用のカバー部品です。
ガス溶断での製作も可能ですが、プラズマで切断することにより、
熱歪みが抑えられ、切断面が美しく仕上がります。
溶断部品としては、1500幅を超える大型ですが、1枚もので製作可能です。

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6:鋼材の切断は、坂元鋼材にお任せください!!

坂元鋼材は、鋼板の切断に強みがあり、多くの鋼板を切断してきた実績があります。
前述したように高品質な鋼板を短納期でお届けします。
(お客様のご要望に合わせて、最短翌日に納品します)
さらに、鋼板の開先加工や穴あけ加工といった二次加工にも一貫対応しています。

鋼板材料はそれ自体が最終製品ではなく、
お客様のもとで、加工されて機械部品・建築部材等に姿を変えます。
弊社が長年培った技術と実績をもとに、鋼板加工のプロフェッショナルとして、
「次に使う人が使いやすい」鋼板をお届けしてまいります。
鋼板加工にお困りの方は、レーザー・プラズマ・ガス溶断加工センターまでお気軽にお問い合わせください!

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