鋼板加工ニュース
新卒メンバーへのインタビュー（後編）
当社の最も若い社員は高校新卒で採用した2人です。
まだ二十歳そこそこなのに、驚くほど頼もしい。
現在、そして将来のことを聴きました。
二人はライバル？
当社は15人という小組織なので新卒採用は１人の予定でした。
しかし３年前の採用のとき、2人があまりに素晴らしかった。
それで２人とも採用しました。
［小島］
同期がいて良かった。
いい意味でライバルです。
置いて行かれたくないから自分のペース以上のものが出せました。
本当は1人採用だったと聞いて、責任の重さを感じました。
［白濵］
同期がいてくれて、いい刺激でした。
彼はくそ真面目。
人が見ていても見ていなくても関係なく、常に全力。
それがすごい。
「小島100％」と呼びたい。
10年後の私
社員一人ひとりが「5年後・10年後の私」のビジョンを描いています。
会社に経営ビジョンがあるように、個人にも人生ビジョンがある。
2人のそれを聴きました。
［白濵］
10年後・・・。
お金はちゃんと貯めておきたい。
20代で1000万円が目標、毎年100万円で可能です。
いまは漠然と貯めていますが、結婚するときに必要です。
倹約家の家庭で育ちました。
グローブを買ってもらったのに野球をしなかったら
「グローブ代を返せ！」と父。
メガネを壊したら、お小遣いで弁償させられました。
おかげで浪費をしない癖がつきました。
高校時代に簿記3級を取りました。
就職しても使える資格だからです。
数字も好きです。
10年後は前さん（工場長）のような万能選手になっていたい。
レーザーは完璧、プラズマ・ガス溶断、ボール盤。
どの部署でも入れるように。
まだ人に教えた経験がありません。
後輩が出来たら、ちゃんと教えれる人になりたい。
機械や鉄鋼の知識、語彙力もまだまだです。
いずれ人に教えること目指して自分を鍛えたいです。
［小島］
社長から「自分が成長した分しか人に貢献できない」と聞かされました。
そのためにも、まず自分の能力を高めたいと思いました。
目指すのは「向上心ナンバーワン」
10年選手になっても、貪欲に学び続ける社員になります。
先輩たちに追い付き、追い抜くくらいの気概を持ちたい。
くそまじめな性格を生かします。
周りの人が引くくらいストイックな努力を重ねます。
仕事をしているとスキマ時間があります。
さぼろうと思ったら一瞬で時間は流れます。
そこで努力する人とそうでない人は、大きな差が生まれます。
その努力が出来る人間になりたいです。
任された仕事をやるのは当たり前です。
それだけでなく掃除、ちょっとした手伝い、雑務に気持ちが現れます。
小さなことでも自分から率先してできるような社員でいたいと思います。
将来が楽しみ
いかがでしょうか。
まだ二十歳そこそこの若者の言葉に心洗われる思いです。
「人間の素質とは素直さと向上心」
彼らを見ていると、この言葉を思い浮かべます。
彼ら2人はダイヤモンドの原石です。
ゆくゆくは会社を背負って立つ人物になる素質が明らかです。
仕事を通じて組織で社会に貢献することが会社の目的です。
彼らとともに全員で成長していきます。
今月もお読みいただき、ありがとうございました。
