鋼板加工ニュース
2023.02.22
2023.03.24
会社に新風を送り込んだ2人
新卒メンバー2人へのインタビュー
当社の最も若い社員は高校新卒で採用した2人です。
もうすぐ入社して満3年、ちょうどコロナ禍に重なりました。
どんな3年間だったのか、いっしょに振り返りました。
![](https://www.laser-gas-cut.com/wp-content/uploads/2023/02/白濵君と小島君-1-1024x768.jpg)
「人に恵まれた職場です」 (3年次社員・白濵君に聞く)
父から「とりあえず3日はやってこい」
と言われて入社しました。
3日、3カ月、そして3年になります。
周りの友人たちは割と辞めたりしているのに、
自分は続けることができてよかった。
お手本になる先輩が多くて、人に恵まれています。
お客さんも愛想が良い人が多く、話やすい。
仕事にかかわる免許も取れました
(クレーン国家資格、中型運転免許)。
仕事の段取りを組むのが好きで、性にあっていました。
加工機の研究、切断方法の練習、まだまだこれからです。
工場長の前さんは最強です。
すべての機械を扱え、事務所でも活躍。
何においても頂点に立っている存在です。
高校時代のバイトのとき、
自分の方が先輩より仕事が早くできた。
すると先輩の言うことは耳に入らなかった。
でも前さんはさすがです。
ザ・工場長。目指すべき目標です。
大石先輩はかっこいい。
河野先輩は面白いし、気遣ってくれます。
三宅先輩は優しく、真面目。
吉山さんは、遠くにいても見守ってくれる存在です。
人に恵まれた職場です。
先輩からの言葉(白濵君へ)
[工場長(前)]
朝早くから加工機を掃除し、休み時間でもトラックの練習をしていました。
レーザー担当として、少人数のなか人を頼らずに仕事をこなしました。
向上心の強さを感じます。
順調に成長してくれていて、うれしいです。
[先輩社員(大石)]
レーザーの製品を片付ける時の手際の良さ。
それは片付ける音を聞いてもわかります。
高校時代のバスケで鍛えたフットワークの軽快さを感じます。
これから人に教えていくチャンスが出来れば、さらに成長するでしょう。
手すきの時には配達に行ったり、隙を見てガス溶断を勉強したりしている。
2人とも早朝から出勤していて準備する姿勢が素晴らしい。
「自分の能力に限界を作らず」 (3年次社員・小島君に聞く)
3年間「くそまじめ」に仕事が出来たことが良かった。
頑張る姿勢が自分を作っています。
育ててくれた両親に感謝しています。
3年目は腰痛に苦しみました。
養生のために工場から事務所へ業務転換してもらいました。
社員の皆さんにその体制を作っていただき、感謝しています。
仕事にさらに打ち込みました。
前さん(工場長)が言いました。
「仕事が出来る人は分単位で考える。出来ない人は30分単位、一時間単位だ」
「その道の専門家の8割までは努力で追いつける」
だから事務所でも専門担当の人の8割に
早く近づくことを目指しました。
坂元鋼材は少数精鋭の組織です。
だから自分の能力を限定せず、
他の分野もカバーする社員に絶対になります。
前さんのように全分野をカバーすることが目標です。
いまは配達体制の拡充に全社で取り組んでいます。
担当スタッフとして日々トラックでお客さんに商品を届けています。
感謝の声を直接聴かせてもらい、やりがいを感じます。
ありがたいです。
先輩からの言葉(小島君へ)
[先輩社員(三宅)]
プラズマ担当として加工機を深く知ろうとする姿勢がすごかった。
一度、大きな製品で立て続けに寸法不良が出ました。
「たんなる熱歪みではないか?」と社内の誰もが思ってました。
ところが小島君は機械の細部まで点検し、不具合を発見しました。
向上心の高さを感じました。
中型免許(自動車)を取ったときも、2人で昼休みに自主練習です。
免許取得して早々に一人で配達に行く姿勢にもガッツを感じます。
対応が丁寧で、お客さんにもかわいがられています。
[工場長(前) ]
新人には「一生懸命さ」があるかどうかを見ています。
二人とも朝出て来るのが早い。
3年たっても働き方が落ちない。
教えるのがこんなに楽な新人はいない。
手を抜かずにキッチリやる姿勢。
これを養うのが難しいのに、最初から出来ている。
しかも3年間変わらない。これが凄いこと。
2人は金の卵
3年前の新卒募集の時、本当は1人採用の予定でした。
ところが2人とも飛びぬけて優秀。
「1人に絞るのは難しい」
それで2人採用、その決断は大正解でした。
2人とも高校ではスポーツに打ち込みました。
スポーツで一番大事なことは基礎体力をつけること。
応用の前に基礎力があり、仕事でも同じです。
会社のルール、規律、大切にしている価値観の共有。
その上に一人ひとりの役割・具体的な業務が乗ります。
あいさつ、言葉遣い、整理整頓、時間・約束を守ること。
そして社風(人間関係)を良好に保つ心がけ。
新人2人がそれを守り、
さらに業務でも先輩たちからの高評価です。
「新人時代の基準の低さは一生後を引く」と言われます。
非常に高いレベルで3年間を送ってくれたことに
心から感謝します。
(以上・第1部)
第2部(次回)は、2人が描く10年後のビジョンです。