鋼板加工ニュース

2022.01.14

2023.03.27

曲げ加工

鋼板の曲げ加工における調達工数削減のポイントをご紹介!|坂元鋼材(大阪)


曲げ加工とは?

曲げ加工とは、名前の通り、対象となるワークを曲げて様々な形状に変化させる加工方法のことを指します。金属は、一定以上の力を加えて変形させると元の形に戻らない性質(塑性)があります。曲げ加工では、この性質を利用することで、製品を曲げています。

また、曲げ加工は金属を曲げるだけの簡単な加工方法であると思われがちですが、非常に高度な加工技術が求められる加工方法です。特に、複雑な製品の場合は、曲げ加工を複数回行ったり、あらゆる曲げ形状を織り交ぜる必要があるため、熟練した加工技術が求められます。

曲げ加工の主な種類

プレス曲げ加工

プレス曲げ加工とは、対象ワークを金型にプレスして金型の形に曲げる加工方法のことを指します。プレス曲げ加工のメリットは、生産性が非常に高いことが挙げられます。1度の加工で大量の製品を生産することが可能です。

写真:有限会社黄山金属プレス工業所様

ロール曲げ加工

ロール曲げ加工とは、複数のローラーと呼ばれる円筒形の筒の間に、板材を通して曲げる円筒曲げ加工方法のことを指します。また、ロール曲げ加工は、R形状やU形状の曲げ加工に特化した加工方法となります。ロール曲げ加工のメリットとしては、加工の前工程や後工程を削減できることが挙げられます。

写真:若江ロール工業株式会社様

スクリュー曲げ加工

スクリュー曲げ加工とは、プレス加工機を用いて、対象ワークを羽根形状に曲げる特殊なプレス曲げ加工方法のことを指します。スクリュー曲げ加工は、その形状の複雑さから非常に高い技術・精度を求められる加工方法となり、対応できる加工業者は限られています。

写真:株式会社谷口製作所様

鋼板の曲げ加工における調達工数削減のポイント

鋼板の曲げ加工における調達工数削減のポイントは、鋼材の切断から加工まで一貫対応できる鋼材業者に依頼することです。一貫対応できる鋼材業者に依頼を行うことで、別の加工業者を探す手間を省くことができるだけでなく、横持運賃等の削減によるコストダウンを実現することも可能です。

もちろん、坂元鋼材では鋼材切断から切断後の曲げ加工まで一貫して請け負うことが可能です。お客様の工数を可能な限り減らし、我々1社へのご依頼で曲げ加工を行った製品を納品することができます。

>>弊社の曲げ加工について詳しくはこちら

実際の加工事例

こちらの製品はレーザー切断後、曲げ加工により製作しました。他社様で対応が難しい3m近い大きな製品でしたが、大型のプレス機を保有している弊社の協力会社と連携し、切断から加工まで一貫対応した事例となります。

>>製品事例の詳細はこちら

鋼板におけるあらゆる加工のことなら弊社にお任せください!

今回は曲げ加工のポイントについてご紹介しました。

レーザー・プラズマ・ガス溶断加工センターを運営する坂元鋼材株式会社では、プラズマ切断だけではなく、ガス溶断・レーザー切断にも対応し、0.5mmから150mm厚までのあらゆる鋼板を加工しています。さらに、当社はあらゆる協力会社と連携しているため、曲げ加工、溶接加工、組み立てまで一貫して対応することが可能です。

鋼板材料はそれ自体が最終製品ではなく、お客様のもとで、加工されて機械部品・建築部材等に姿を変えます。弊社が長年培った技術と実績をもとに、鋼板加工のプロフェッショナルとして、「次に使う人が使いやすい」鋼板をお届けしてまいります。

鋼板加工にお困りの方は、レーザー・プラズマ・ガス溶断加工センターまでお気軽にお問い合わせください!

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